最高級の召使
ものすごい天気になった。

歩いていたら
かなりしんどかったかも


待合室はもう誰もいない


薄暗くなった部屋は
私の疲れを一気にピークにした。



熱くなった目を閉じると
そのまま夢の中へ。





一瞬冷たい風を感じたと思ったら
引き寄せられて
目がさめた。


私は倉之助の腕の中にいた。



「心配したんだよ・・・」
倉之助の声はうわづっていた。




「ごめんなさい・・・
ごめ・・・」


その瞬間
熱い唇が私の言葉を遮った。



愛してる・・・・


唇が離れたら
倉之助と見つめあう



「愛してる・・・の・・・
どうしたらいい?
自分でもどうしたらいいのか
わからないの……
心配かけて…ごめんなさい…」

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