最高級の召使
母は父方が日本人で
両親は、日本で出会ったから
俺もヨウも
日本語を叩き込まれた。

家族の会話は英語と日本語


その理由も父の遺言に書いてあった。


~いつか父に会ったとき
あなたの息子は人生に悔いはなかった~


そう言ってくれ。
父の質問に、パパの子として答えてほしい。
そしてできるなら
滝澤家の将来を
考えてほしい。
父を苦しませてきたから・・・・
ずっと気になっていた。
父の喜ぶこと何一つしてやってない。


祖父はてきぱきと
両親を天に送ってくれた。
いろんなことをまっさらに片づけてくれた。



俺は祖父に感謝した。
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