最高級の召使
「楓・・・・・
可愛いよ・・・・」

倉之介はそう言った。


夢中で愛しい人に
最高のキスをしたいと
私は思った。


心が全部入ったキスは
私と倉之介の唇で感じ合えた。



「俺がいつも楓にするキスの意味って
わかるかな。」


私はわかった。


キスがあんなに甘くて
幸せだと感じるのは
愛してるからなんだって・・・・


「倉之介は私を愛してる。」



「そう、愛してるから・・・
こんなキスができるんだよ。」




熱くて悲しくて
切なくて・・・・涙色に染まったキス



何度も何度も
合わせる唇が別れたくないと叫んでる。



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