最高級の召使
たくさんキスをしても
足りることがない。


これが最後のキスになると思うと
私の心の中が
この時間を終わらすことが
できなくなった。



「楓・・・
俺の気持・・・・
俺が愛してるのは楓なんだよ。」


「え?ローサじゃないの?」


倉之介は笑った。


「楓を愛してる……
俺の気持はもうずっと前から
楓しか見ていない。
でも・・・・
俺たちは結ばれない運命なんだよ。
どうしても
その壁を越えることは
俺はずるい大人だから・・・・
できない・・・。
だから…許してくれ・・・・・」



主人と召使が結ばれることはない



とりまく渦に立ち向かえない・・・
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