最高級の召使
男の人とこれだけ飲むことは
初めてだったけど
楽しさのあまりにすっかりと
警戒心はなかったし


もしなにかあったにしても
この価値を早く捨てたかったから


そうなったら
そうなってもいいと思った。


結構なイケメンだし
失うにはいい感じかな
まで考える。



中野のいろんな話をきいていた。

子供のころ
家が結構貧しいこと
努力したこと将来のこと

明日になったら半分も
覚えてないだろうけど……


久々に笑ってる自分がいた。



楽しいって思った。
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