最高級の召使
「ね…楓さ……」


息をまだ弾ましてる私に
中野が声をかけた。


「言わないで・・・・。
気にしてなんて言わないから…」



「わかったよ・・・・」



中野が私を抱きしめた。



空が明るくなってきた。



「まずい・・・!!」


私は驚いて飛び起きた。



中野は私を見上げた。


「楓・・・・きれいだね・・・・・」


恥ずかしくなった。



「ありがとね。
中野のおかげでいろいろ
ふっきれたから・・・・・。」


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