最高級の召使
どうして知ってるの・・・
気味が悪い・・・・

金を持ってるから
なんでもわかるの?




お酒が入ってきて
私はその場を抜けた。



部屋に戻って電話をかけた。



「くら・・・・」
涙声に消される。


「大丈夫、楓。
しっかりしなさい。
今は耐えるときだよ。
俺も考えるから。
でも・…ここに戻ってきたら
やっぱりどうして
楓がいないのか
悲しくなったよ。
楓のものたくさんあって・・・・
俺も落ち込んだ。」



「でも絶対負けないからな。
俺たちの未来を勝ち取ろう。
ね?楓。
泣くな、戦うぞ・・・・」


「はい。
愛してる世界で一番・・・・」


「俺もだよ。
俺の世界には楓しかいない。」


涙をふいた。
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