最高級の召使
部屋を出ると井上が立っていた。


「なんなの?立ち聞き?」


井上は、私を部屋に押し込んだ。


「キャ…」




「お引っ越しですか?」


ガランとして
ベットだけがアピールしてる。


「知ってるんでしょう?」



私の顎を上に向けた。



「涙目ですね。
キラキラしてる・・・」



「やめてください。」
私は目をそらした。




「ほかの男を愛してる女・・・・
いいですね~
やる気になるな。」



「悪趣味だわ。
あなたみたいにお金のある人
ほかにもいくらでもいるでしょう?」
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