最高級の召使
「燃えますね。
あなたのような人を自分の
女にするなんて。」

冷たい顔だった・・・・

「邪魔しないで。
やっと恋がかなったのに…」



薄い唇は


「彼には渡しません。
所詮、召使の名を借りて
ご主人に刺激的なことをする。
それも年の離れた子供を・・・・
まるで犯罪でしょう。
その気になれば訴えられますよ。
青少年育成条例?」



と言った。



「私が彼を愛したの。」



「どっちにしても
彼は大人で召使でしょう。」



私を壁に押し付けた。
両手の自由を奪った。



「や…やめてよ!!」




「その顔にゾクゾクするな~」



そう言って私の耳に息を
吹きかけた。
そしてゾクゾクする耳を舌で
なめあげる。



「イヤ・・・」



「あなたのその口から
聞きたいな・・・・・
どういう声で喘ぐのか・・・・・」




私は井上の顔につばを吹きかけた。

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