最高級の召使
「あ~~~疲れた~~」


ベットに横になった。


倉之助・・・・
すっかりあいつのペースに
はまっちゃった。

でも知らない世界だった。
朝焼けの海が
あんなにきれいだったのも


朝焼けの色は希望の色で

夕焼けの色は反省の色で



レタスがシャリシャリいうこと


きゅうりやトマトが美味しいこと


焼きたてのバターロールが
幸せなくらいホワホワしてること


料理長が
いつも私の様子にドキドキしてること



今まで何にも考えなかった。

食事はつまんない。
誰もいない・・・
一人ぼっち・・・・


でも今日は楽しかった。


悔しいけど・・・・・


可愛いって言ってくれた。


ちょっとドキってした。

< 39 / 401 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop