最高級の召使
「いつも車なんだろ?」


「そうよ、もしかしたら
校門から歩き出すのははじめてかも




「マジに?
だからそんなに真っ白なんだよ。」


要之助は髪の毛を
手ぐしでグシャグシャにして
立ち上げた。


微妙に下がってた
ズボンをさらにさげた。


いまどきの男の子って感じ



私?


ぜんぜんいけてない~



「楓 行くよ。」

冒険の扉を開いた。
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