【短編】a patch of blue sky
僕は

いつも
自分のお部屋の窓から

雲を見ていた





僕のお家は

15階にある




僕の住んでいるマンションの

一番上だ




一番近い所で

雲が見れるんだ







いつか

僕の手で
掴めそうな気がする












もう
雲が迎えにきてくれなくても


もっともっと

僕が大きくなったら


自分で行ってやるからいいんだ

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