練習用
女
もううんざりでした
皆本当に楽しそうな顔をして話しているのに話の輪から一人抜けたとたんにその子の悪口雑言に話題がすり変わる。その子の悪口で盛り上がっていた子も話から外れると悪口を言われるのです
所詮はこんなものなのです
人は人をおとしめることでしか優越感を得られないのです
外れてみるとわかりますが
集団は迷惑です
大きな声で喋り大きく広がって歩き人の迷惑を考えません
しかし集団から外れると陰口を叩かれます
本当に自分本意で面倒くさい話です
だから私は決めたのです
どうせ誰も悲しまないだろうから
見つからないところがいいな、と私が言うとそうだね、とあなたは笑いました
そこは笑うところではない、と私は言いましたが、貴方はそれ以外の表情を知らないかのように変わらず微笑んでいました
拒否をしなかったあなたこそ最大の被害者だった、私は被害者のような面を被った最大の加害者だったのです
いつも笑っていたのはそれ以外に感情を伝える方法を知らなかったからなのでしょう、と考えるのが私の思い過ごしであればいいと何度も思いました
しかしそれが、私の考えるところだとこの独りよがりな思考の中で唯一正常で正しかったものなのかもしれません
どちらにしろ、もう遅いのです。