年下彼女のご機嫌いかが??
そんな真剣になっちゃってさ、



ある意味、直樹らしくないじゃん。



ベンチに座って、とりあえず話題でも変えてみる??



……と思っていたら、



目の前を通り過ぎようとした派手なカップル……。



あ……。



男のほうとバッチリ目が合ってしまったあたし。



…………拓海?!



見間違えるはずがない。



…………最悪。



あたしに気がついた拓海は、



ニヤニヤしながら、



ゆっくりとこっちに近づいてくる。



はぁ……。



今日はなんだか面倒くさいことばかり。



だって、こいつは、



あたしにとっては会いたくもない男だから……。

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