年下彼女のご機嫌いかが??
『今、一人??俺も一人なんだけどさ…俺とどっか行かない??』



見るからに遊んでそうだったけど、



あたしは迷わなかった。



『いいよ……』



その日は結局夜まで拓海と一緒にいた。



それ以降、何度もあたし達は身体を重ねた。



『……すげぇ、俺達…身体の相性良くない??』



拓海は口癖のように、



あたしを抱くたびに、そう言っていた。



身体だけの関係。



そのひと言しか浮かばないような二人だった。
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