年下彼女のご機嫌いかが？？

第９章＊＊＊RYUSEI

『マジ…だりぃなぁ…』



誰もいなくなったオフィスで、



一人パソコンの前でため息をついた。



今日も残業。



昨日だってそうだった。



ここんとこずっと、



仕事がなかなか片付かない日が続いてる。



今週に入ってから、なおのこと忙しくなった。



ってなわけで、



もうすでに俺は『レイナ切れ』



そう……電池切れ状態だ。



最近全然会ってねぇもんな。



仕事と家との合間にするメールだけが、



唯一、俺とレイナを結んでいた。