年下彼女のご機嫌いかが??
『真下さん、なんでこの前、俺にあんな事言ったんすか?』



俺の視線に気づいた直樹が、



ボソっと、つぶやくように俺に問いかけた。



『あんな事??』



『まりあちゃんの事っすよ!!俺の彼女の事、真下さん…知ってるんですか?』



こいつはどこまでも、



あの『まりあ』って女に惚れてんだな……。



『ああ、必要なら何度でも言ってやるよ。あの女はやめておけよ』



直樹の表情が少しずつ強張っていくのが分かる。



この前の飲み会の事、



話すしかねぇか……。
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