年下彼女のご機嫌いかが??
『ほらっ、飲めよ…。俺の話、どう思おうがお前の勝手だ。でも、俺は少なくともお前よりは女を見る目はあるはずだからな…』



直樹は黙ったまま頷く。



『真下さん……俺ってまだまだガキなんすかね??』



コーヒーを受け取りながら、



直樹はつぶやく。



『ん??』



『俺、今まで…まりあちゃんの何を見てきたんだろうって…なんか分からなくなってきましたよ』



『俺だって、お前くらいの歳の頃は色々あったよ。まっ、そんなにあの女が好きなら、お前があの女を変えていけばいいんだよ。なっ!!』



仕事で忙しい俺。



なのになんでこんなに仕事の手を止めて、



こいつをなぐさめてんだか……。






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