年下彼女のご機嫌いかが??
『りゅう~』



待ち合わせした店で、



俺は待ちきれない思いで、レイナを待っていた。


『よっ!』



店に入ってきたレイナは、



とびきりの笑顔をくれる。



そんなレイナを今すぐにでも連れ去りたい気分の俺。



だけど、必死に余裕な態度をとって。



年上すぎるのも辛いよな。



レイナと会えて、めっちゃテンション上がってんのにさ。



俺は一瞬だけ、顔を上げレイナを見ると、



すぐにまた読んでいた雑誌に視線を戻した。



今すぐ…今すぐにでも抱きしめたい思い。



それをぐっと堪えてるからね、俺……。
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