年下彼女のご機嫌いかが??
『赤ちゃん……』



やっと言えた、そのひと言。



りゅうはさっぱり分からないのか、



首をかしげて、



『赤ちゃん??』



と、つぶやく。



『……いるみたいなの』



あたしは、めげずに頑張って言葉を繋げる。



『どこに??』



りゅうにはそれでも伝わらないようで、



『どこにって……/////』



あたしは恥ずかしさを抑えながら、



ゆっくりと自分のお腹を指差した。
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