年下彼女のご機嫌いかが??
『んもぅ~~。緊張したぁ……りゅうが困った顔したら、どうしようって思ってたからぁ…』


ほっとして出る本音。



『俺が困る??なんでだよ??嬉しいに決まってんじゃん』



そっとあたしの髪を撫で、



目を細めて笑うりゅう。



その笑顔が嬉しいのに、



それでも心から全部を喜べないのは、



……あたしがまだまだ子供だから……。



あたしが高校生なんかじゃなく、



りゅうみたいに大人で、



一人前の女だったら、



この妊娠に迷う事も、



不安に思う事もなかったかもしれない。







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