年下彼女のご機嫌いかが??
今までの俺。



レイナと付き合うまでは、



女なんて、どの子に対してもみんな同じで、



それが当たり前になっていたと思う。



好きって感情にも特別思い入れなんかなかったし、



その子を大事に想うなんてのも、



まっ…こんなもんかってな感覚だった。



「いい加減な男」



他から見ればそんな奴だったな。



レイナが駅で俺を見つけなかったら、



俺とレイナは出会わなかったわけだし、



絶対「今の俺」はいない。



そう思うと不思議だよな。



レイナに手を振りながら、



なんとなくそんな事を考えていた。



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