年下彼女のご機嫌いかが??
『真下さん、おはようございますっ!』



朝、出社するなり、元気良く、



直樹が俺のところにやって来た。



『おっ!おはよう…ってか、なんか朝から機嫌いいじゃん??どした??』



『分かりますか??やっぱっ、真下さんには分かっちゃうんですねぇ~。さすが、先輩!!』



そんだけニコニコしてんだから、



俺じゃなくても気づくだろうが……。



『なんだよ。いい事でもあったか??』



『はい!!そうなんすよ。真下さんのおかげです。真下さんにまりあちゃんとの事言われて、俺、決めたんですよ。まりあちゃんと本音でぶつかり合おうって』



『へぇ~~。それで??』



『男らしく、言ってやりました。俺はお前が好きだから、俺について来い!!俺だけを見ろ!!みたいな事を!』



『…お前にしては珍しく男らしいな』



『珍しく??まぁ…はい。そしたら、それからまりあちゃん、顔真っ赤にして、うなづいて…』



直樹は嬉しそうにガッツポーズで、



おどけて見せた。











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