年下彼女のご機嫌いかが??
俺の向かった場所。



それは、ちょっと普段は行き慣れない店。



モノトーンでまとまった、オシャレな店内。



明るい照明が商品をさらに輝かせていた。



俺が中に入ると、若い店員がさりげなく笑顔を向けた。



『何かお探しですか?』



ショーケースの中を覗きながら、



『彼女への指輪を…』



と、俺が言うと、



いくつか、ケースの中から出してくれた指輪。



レイナには内緒のプレゼント。



なんだか、こういう買い物には慣れてねぇから、



なんかくすぐったい気分だな。

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