年下彼女のご機嫌いかが??
リビングはママの手料理のいい匂いでいっぱいだった。



ママはお気に入りのエプロンをし、



『お茶の準備をしなきゃね♪それからぁ~えっとぉ~~♪』



なんて、なんだか嬉しそうに忙しく準備している。



弟のエイトも眠たそうな目をこすりながら、椅子に座っていた。



『エイト!食べたら、あなたも早く着替えなさい!!』



ママはだらしないエイトのスエット姿を見て、顔をしかめた。



『せっかく部活ねぇんだからさぁ~ゆっくりさせてよ』



エイトは出されていた遅い朝食を食べ終わったばかりの様子。



あたしがいるのに気づくと、



『今日、姉ちゃんの彼氏が来んだって??俺、見んの初めてだな』



と、ニヤっと笑った。
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