年下彼女のご機嫌いかが??
『さぁ、どうぞ、どうぞ~!』



レイナのお母さんは、レイナによく似ている。



雰囲気もそうだけど、それよりも声がそっくりだな。



『お父さんもいるんだけど、あの人は無愛想だけど気にしないでね、流星君』



流星君なんてレイナに呼ばれたことがないけど、



こうしてレイナのお母さんにそう呼ばれると、



なんだかすげぇ変な感じだ。



『りゅう~!!』



二階から降りてきたレイナが俺にぎゅっと抱きついてきた。



『レイナ…』



お母さんがいるのにいいのかよ……。



なんて思いながらも、



俺はそんなレイナをしっかりと受け止めた。



< 220 / 448 >

この作品をシェア

pagetop