年下彼女のご機嫌いかが??
リビングには、俺とレイナ。



レイナのお父さんとお母さん。



綺麗に整頓された部屋には、



所々に家族で写った写真が飾られてある。



笑顔で写るレイナ、隣で微笑むお父さん。



愛情あふれる家族の中にいるレイナ。



そんな雰囲気が自然に伝わってくる。



そう思うと、



今、俺が言おうとしていること、



俺がレイナに選ばせようとしてる道。



………ホントにこれでいいのかって、



こんな愛情を注がれて育ったレイナのこれからを、



俺が独占していいのか……。



そんな風に迷ってしまう俺がいた。
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