年下彼女のご機嫌いかが??
太陽の光が明るく差し込む二階。



二階に上がって、すぐ目の前の部屋がレイナの部屋だった。



『りゅう…どうしたの??』



レイナの部屋に入ると、



レイナが不安そうに俺に問いかけた。



『ゴメンっ……レイナのお父さんとお母さんに話をする前に、少しレイナと2人で話したかったからさ』



その言葉は嘘じゃない。



でもそれ以上に俺は自分の考えの甘さを感じていた。



レイナが好きで、レイナを独占出来る喜びで、



俺は勝手に舞い上がっていた。



でもレイナを大事に思うのは俺だけじゃないってこと。



それを俺は全く考えてなかったんだよな。


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