年下彼女のご機嫌いかが??
リビングに入ると、紅茶のいい香りがした。



レイナのお母さんが笑顔を見せてくれて、



俺は少し安心した思いで椅子に座ることが出来た。



正面にはレイナのお父さん。



レイナも俺の隣に座った。



『どうぞ』



レイナのお母さんが俺とレイナに紅茶を差し出し、



『パパったら、さっきから落ち着かなくてね…』



と、ニコっと笑いながら、レイナのお父さんを見た。



お父さんは、お母さんの言葉を気にしない様子で、



『よく来てくれたね。君とは一度ゆっくりと話がしたいと思っていたんだ』



そう言って、初めて微かな笑みを浮かべたような表情をした。







< 241 / 448 >

この作品をシェア

pagetop