年下彼女のご機嫌いかが??
だってさ、俺の気持ち。



俺が欲しいのはただ一人。



それが分かっているから。



その気持ちを忘れたいんだ。



『エイトはあたしと付き合ってるのに、誰を想ってんの??』



ついこの前まで付き合っていた女が突然言ったっけ??



そうだよな??いい加減気づくか……。



だってその通りだからさ。



笑っちまうほど、ずっとずっと俺は好きな女がいる。



付き合う女はたいてい最後にはそんな俺に呆れる。



『あたしのこと、ちゃんと見てよっ…好きになってよ』



どうあがいても、俺はそいつを好きにはなれないから。



「俺の彼女」の存在は、



俺が欲しい女の代わりなのだから。
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