年下彼女のご機嫌いかが??
『ヤベっ…遅刻じゃん。じゃっ、行ってくる』



『あら、大変!急ぎなさい!!気をつけて行ってらっしゃい、エイト』



母ちゃんと話し込んでいて、



時計を見たら、遅刻寸前だった。



俺って姉ちゃんのことになると、



とことん余裕ねぇんだよな。



でも、そろそろ本気でこの気持ちを、



消しちまわねぇとダメだってことだな。



姉ちゃんが妊娠、結婚、出産。



目の前には、一気にこれでもかってくらいの現実。



俺がこの想いを諦めるには充分すぎるくらい、



諦める条件は揃いまくってるわけだし。




< 271 / 448 >

この作品をシェア

pagetop