年下彼女のご機嫌いかが??
『……この学校に入って、こうして皆さんに出会えて…ホントによかったです…お世話になりました』



あたしは小さく頭を下げ、



自分の席に着いた。



緊張はしたけど、



みんなちゃんと聞いてくれたのが嬉しかった。



それから長々と続いた担任の話は、



全然耳には入らなかった。



帰り際には、何人もの子にメアドを聞かれた。



こんなことも初めて。



そして、沢山の子に話しかけられた。



『気軽に連絡してね』



『今度遊ぼうよ』



『レイナちゃんともっと仲良くしとけばよかった』



『なんかめっちゃ寂しい~』



みんなそれぞれ最後には笑顔をくれた。







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