年下彼女のご機嫌いかが??
『レイナが学校辞めちゃうの、あたし…嫌だった。でもね、レイナが決めたこと、応援したいって思ってる…それはこれからもずっとね…』



『うん。ありがと…』



あたしは沙希に向かって、小さく頷き笑った。



ホントは少し泣きそうだったあたし。



『レイナなら、きっと素敵な奥さんで、可愛いママになれるよ』



沙希も涙をこらえるようにしながら、



無理して笑った笑顔をあたしにくれた。



『ありがと…沙希。あたし、絶対幸せになる。今も幸せだけど、もっと、もっとね』



『あたしもレイナに負けないくらいの幸せ探すから』



沙希、ホントにありがとう。



こうして二人で自然に笑い合えるのは、



きっと沙希だからだね。



『バイバイ、沙希』



『うん。またね!レイナ』
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