年下彼女のご機嫌いかが??
車の中でレイナと2人。



エアコンが効かせていたが、



レイナが冷えすぎてはいけない。



俺は設定温度を少し上げた。



レイナが最近ハマッてるアーティストの曲が流れる車内。



『りゅう……??』



過ぎ行く景色を黙って眺めていたレイナが、



運転席の俺を見ながらささやくように俺を呼んだ。



『…ん??どした??』



ちょうど信号待ちで止まった車。



俺がレイナを見つめると、



レイナも俺を見つめながら、そっと微かに微笑んだ。



そしてレイナはまたゆっくりと話し出した。
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