年下彼女のご機嫌いかが??
『今日はなるべく早く帰るようにするな!記念日だもんな!』



『うん。いってらっしゃい♪』



レイナの笑顔に見送られ、



俺は勢いよく外へと出る。



『いってきます』



レイナの頬に軽いキスをした。



少しだけ今朝のレイナは表情が曇りがちに見えたが、気のせいか??



「変な夢見ちゃって…」なんて言ってたな??



『ぅ…寒みぃな…』



いつの間にか、季節は、薄手のコートでは肌寒く感じる季節を迎えようとしていた。



レイナと出会ってから、7ヶ月か。



歩きながら、その日々を思い出していた。



色々なことがあって、



沢山のことを二人で乗り越え、過ごしてきたんだよな。



今日は早く帰りたい…。



今、家を出たばかりなのに、



もうこんなにレイナに会いてぇよ。
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