年下彼女のご機嫌いかが??
エイトが帰ってくる。



その事実はパパやママを何よりもホッとさせた。



『でもなんでエイトはレイナの携帯に電話したのかしら…』



ママはそう言って首を傾げた。



『まぁ、いいじゃないか!難しい年頃だし、帰って来たら笑顔で迎えてやろう!』



パパは久々にゆっくりとコーヒーを飲みなから、とても嬉しそうだ。



よかった。本当によかった。



これであたしもりゅうの所に戻れるし。



『レイナは体調はどうなの?大丈夫?』



『うん。順調だよ!明日は定期検診に行くんだ』



『なんか、エイトの事で頭がいっぱいだったから、レイナに悪かったわね…あなたが妊婦だってこと、ちっとも気づかってあげられなくて…』



ママは申し訳なさそうに、あたしを見て言った。
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