年下彼女のご機嫌いかが??
『よっ!!』



いなくなったのも突然だったけど、



帰って来たのも突然すぎて、



『ぅわっ!!びっくりしたぁ』



いきなり後ろから大きな声を出されて驚いたあたし。



『エイト…!!』



あたしのその声にママも駆け寄る。



『帰って来たのね!!よかった…本当によかった…』



ママはほとんど放心状態。



驚きと嬉しさと戸惑いが入り混じってるのか、



『エイト~~!!』



と、叫びながらエイトに抱き着くママ。



『母ちゃん、痛てぇよ…抱き着きすぎっ!』



エイトは少し照れたように微笑み、



抱き着いたママを大人しく受け止めた。



ママの目からは涙が溢れていた。



どれだけの思いでエイトを心配していたのか、



ママのエイトを思う気持ちは、



しっかりエイトにも伝わったように思えた。
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