年下彼女のご機嫌いかが??
エイトの口から出る「好き」は、家族愛??



それともあたしへの……恋愛感情??



なーんて……常に彼女がいるエイトに、



そんなあたしへの想いがあるはずがないか。



でも……さっきの唇に残るこの感触。



『頭冷やすのに一週間もかかっちまって、だせぇよな…』



聞きたいけど、聞けない。



聞けない………よね??



『でもさ、やっと気持ちを切りかえれたからさ、帰って来たってわけ』



結局、曖昧なまま、



本当の事や、あの唇の感覚、感触を、



エイトに聞く事は出来なかったあたし。
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