年下彼女のご機嫌いかが??
そして、その日は突然やってくる。



いつもと変わらない一日を過ごし、



夜にはレイナと二人で眠りについた。



こうして手を繋いで眠るのが最近では当たり前のようになっている。



レイナは俺の手を握りながら、



安心したような寝顔を見せてくれる。



仕事をいくらかセーブしている俺は、



レイナとゆったりと過ごせる時間を味わえる。



今日もそうやって一日を終えるはずだった。



だけど、



『……っ…りゅうっ…起きてっ…』



そんなレイナの声に、



『どした?』



そう言ってレイナを見ると、



苦しそうにお腹を押さえながら、



顔をしかめて、痛みを堪えていた。
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