年下彼女のご機嫌いかが??
なんとか病院にたどり着き、



ヒンヤリとした空気に包まれた病室へと入った。



『りゅう……あたし…頑張るから…赤ちゃんのためにも、りゅうのためにも…』



痛みと痛みの合間にレイナがささやく。



分かってる。分かってるよ。



レイナはいつも頑張ってんだから。



俺なんかそんなレイナにいつも勇気づけられたり、



励まされたりしてさ、



まったく…どっちが年上なんだかな…ってね。



いつもいつも感謝してんだ。



『ずっとそばにいるからな』



俺にはそんな事くらいしか出来ねぇから。
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