年下彼女のご機嫌いかが??
第34章***RYUSEI
はぁ……マジで今日って日は、



俺みたいな男にとってはすげぇ面倒くさい日。



『真下さん。これ受け取ってくださいっ♪♪』



はいはい……。またか…。



『はい、チョコレートです~真下さんだけに!!言っておきますけど……義理チョコじゃないですからねっ…』



……何考えてんだ?義理じゃなきゃ俺は受け取りたくねぇけど?



『いつもお世話になってます!そのお礼です♪食べてくださ~い!』



ホントに面倒くせぇ……。



俺は昔から今日っていう日が好きじゃねぇんだ。



『ありがとう!嬉しいよ』



適当な笑顔を作り上げ、



そんな女達に向けるけど、



出来ることなら受け取りたくねぇよ。



俺はレイナからの「チョコ」が一つあればいいんだ。



その気持ちは昔も今も変わることはない。
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