年下彼女のご機嫌いかが??
まっ、俺も仕事は順調。



最近になって、やっと、仕事への「やりがい」なんかも感じてるし。



この前、久々会った入社した当時の上司から、



「やっと、やる気になったみたいだな!!これからが楽しみだ。頑張れよ」



なんて、言われたりしてさ。



『ねぇ、りゅう…。もう一回キスして…』



嶺雅がお風呂に入ったのを確認するかのように、



俺にそっと寄り添うように甘えてくるレイナ。



『レイナ……』



お互いに何度しても足りないくらい、



キスで気持ちを伝え合う。



こうしてレイナがいてくれれば、



俺は、これからもいくらだって頑張れる気がするんだよな。



こんなに前向きな気持ちになれる自分に驚くよ。



『あ、そうだ…。エイトね、結婚が決まりそうなんだよ……』



キスの合間に、レイナが嬉しそうに言った。



『マジで??で、相手は…??』



『前に付き合ってた女の子。鳥居絵莉さんっていう人』



ずっと結婚をしないものだと思っていたエイト君。



そのレイナの弟のエイト君が結婚??








< 443 / 448 >

この作品をシェア

pagetop