年下彼女のご機嫌いかが??
なんだろう……この気持ち。



俺、今、レイナの言葉にすげぇ安心してない??



ってか明らかにホッとしてる俺がいた。



『そっかぁ…結婚か。結婚式、楽しみだな』



『うん。楽しみ』



エイト君のレイナへの密かな想い。



俺だって気づいていないわけじゃなかったからね。



レイナには言ってないけど、



前からなんとなく分かっていた。



エイト君のあの表情。



レイナを見つめる目。



あれは「姉貴」を見つめる目じゃなかったからね。



ずっとレイナを思い続けていたエイト君。



そんな彼が選んだ結婚だもんな。
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