年下彼女のご機嫌いかが??
お酒は弱いほうではないあたし。



でも、さすがにちょっと飲み過ぎ?



そう思いはしたけど、



全然こっちを向いてくれない、



その男に、



なんだか無性に腹がたっていた。



『まりあちゃん、酔っ払っちゃうよ??』



同期の女の子が心配そうに、あたしを見る。



大丈夫。



酔い潰れるような、



そんな無茶な飲み方はしない。



あたしは、ただ……。



この男に、



あたしを見てほしいだけ。
< 49 / 448 >

この作品をシェア

pagetop