年下彼女のご機嫌いかが??
すると、



ニコニコしていたレイナの顔が急に曇って、



『なんか今の店員さん、りゅうにめっちゃ見とれてたぁ~…』



『ん??そっか??気のせいだろっ』



俺はそんなの全然どうでもよくて、



冷めかけていたコーヒーを飲んでいた。



『絶対りゅうのこと、カッコイイって思ってるよぉ……』



『思ってねぇって。気のせい、気のせい!』



俺の言葉を聞いても、頬を膨らませて、



さっきの店員に視線を送るレイナ。



『それって、ヤキモチ??』



『ん~~。もぅ~~。そうだよ!!悪い~??』



顔を真っ赤にしながら、素直な反応。



レイナのこんなところも可愛くて、



俺はすぐにでもレイナを抱きしめたくなっちまう。
< 67 / 448 >

この作品をシェア

pagetop