年下彼女のご機嫌いかが??
『続きは部屋で……だな』



わざと少しだけ意地悪そうな目をした、りゅうが、



あたしの耳元でそっとささやく。



そのたったひと言の言葉に、



あたしはドキドキした思いでいっぱいになってしまう。



分かってる……いつもこうやって、



りゅうは、あたしの気持ち全て、



お見通しなんだってこと。



りゅう……。



りゅうがあたしをドキドキさせるように、



あたしもりゅうをドキドキさせているのかな??



教えて…ねぇ……りゅう。
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