年下彼女のご機嫌いかが??
『大丈夫だよ……あたし達、付き合ってるんだから。なのに、今日の直樹君、少し変だよ??』



静かな公園に広がる青空の下。



本当なら超ご機嫌なデートのはずだった。



でも、まりあちゃんは俺の思ってるような返事を返してはくれない。



俺のイラつく気持ちだけが大きくなっていく。



『答えになってなくない??俺はまりあちゃんの気持ちを聞いてんだよっ!!』



『嫌いだったら付き合わないでしょ……』



『じゃあ、好き??』



『それは………』



ここでまた黙ってしまうまりあちゃん。



なんで……なんでだよ。



………意味分かんねぇよ。



俺はただ安心したいだけなのに、



これじゃあ、余計に不安になっちまうよ。






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