キミとひとつ屋根の下
「え?!って梨華?!」
「まあ最近様子がおかしいと思ってたけどねー
あ、日記たまたま見ちゃった」
あれはあたしが毎日つけてる日記だ。
「もー!プライバシーの侵害!」
素早く梨華の手から日記帳を取り返した。
「そんなの知らない〜!親友のあたしに秘密にしてるからいけないの!」
「……だって、この気持ちがなんだか分からなくて」
「だから恋だってば!!」
「……恋?!!この気持ちが?!」
「はあ?あんた気付いてなかったの?」