キミとひとつ屋根の下


「…梨華……」

「ん?」

「デブじゃないじゃん…」


「…………………は?」



それからだった。

あの人のことを考えない日がなくなったのは。


考えるだけで胸がいっぱいで、頬は赤く染まってしまう…。


あたしの中心はあの人でいっぱいで、胸のドキドキが収まらなかった。




……この気持ちはなに…?



「それって恋じゃん」
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