可愛い彼女と不良な彼氏2[完]


精一杯笑っていても、分かっちゃうんだね。


翔なんて関係ないよね。


子供を心配させるのが一番悪いよね。


「ううん、嬉しいよ。

ありがとうね?」


私は今度こそ、笑顔を送った。


「うん!」


と、また私に笑顔を見せて、テレビに釘付け。


やっぱり、テレビが優先か…


と少し、悲しくなりながらも、私はまた朝食作りを再開した。


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